ごきげんよう。書道部です。
今回は「第39回 成田山全国競書大会」の報告です。
成田山全国競書大会は、北は北海道地区から南は九州•沖縄地区までの、各地域の審査を経て、中央審査会が開かれ特別賞•優秀賞が決定します。 小学生から高校生まで112,976点の出品総数がありました。
本校が出品した東京地区では24,248点の出品数です。 その東京地区では特別賞2点、優秀賞の読売賞35点、成田山賞36点が選ばれました。
本校では、2年生 今井佳奈恵さんが優秀賞の 成田山賞を受賞。 そして、 3年生 杉山美羽さん 2年生 木村元嘉さんが、特選•月輪賞を受賞しました。
受賞者の感想です。 「この度は、栄誉ある成田山全国競書大会で、賞をいただくこができとても嬉しく思います。 作品は平安時代の古筆、本阿弥切の臨書に挑戦しました。最初は見慣れない文字を読むことに精一杯で、作品を仕上げるまでに何時間もかかり苦戦しましたが、練習を重ねるうちに仮名特有の繊細さや美しさに魅了され、楽しみながら書けるようになりました。 仮名書を始めて3ヶ月というまだ経験の少ない中での今回の大会で、日々の練習を結果に繋げることができ、嬉しく思うと同時に得られた達成感はとても大きかったです。」
成田山賞受賞作品 「臨 本阿弥切」 |
「また、展覧会では迫力のある作品や繊細で美しい作品を多く目にするこができ、大変勉強になりました。今回の大会で学んだことを活かし、今後も練習に励みたいと思います。」
現在は今回の受章者はもちろん、新入部員も次の展覧会に向けて練習に励んでいます。次回は新入生の様子をお伝えしたいと思います。
それでは、ごきげんよう。