ごきげんよう。
書道部コーチ、土谷・富岡からご報告致します。
8月25日にホテルオークラ神戸にて開催された全日本高校・大学生書道展の授賞式、祝賀パーティーに参加しました。
それでは、感想と共に受賞作品を紹介させていただきます。
受賞作品は原田の森ギャラリーで展示されました。
『全日本高校・大学生書道展賞』
草枕犬もしぐるるか夜の聲
海暮れて鴨のこえほのかにしろし
今回、大学や書道部コーチなどを並立しながらしっかりと練習できるかという心配があり出品を悩んでいました。しかし、この展覧会で賞を取りたいという気持ちがとても強く、挑戦しなかったら後悔するという思いから出品を決めました。はじめは、なかなか集中できず思うように練習が進みませんでしたが、何度も作品を書いているうちに、全体はもちろん、1つの線の中でも墨の濃淡や線や強弱など細かいところまでこだわりたい気持ちが強まり、「これで最後の1枚!」を何度も繰り返しました。外が真っ暗になるまで練習にお付き合いいただいた井上先生には大変感謝しています。
全日本高校・大学生書道展賞を受賞できたこと、とても嬉しく思います。
卒業後も応援してくださる瀧野川女子学園はアットホームな学校だなと改めて感じました。今以上の作品ができるよう、これからも練習に励みたいと思います。(土谷果織梨)
全日本高校・大学生書道展賞を受賞できたこと、とても嬉しく思います。
卒業後も応援してくださる瀧野川女子学園はアットホームな学校だなと改めて感じました。今以上の作品ができるよう、これからも練習に励みたいと思います。(土谷果織梨)
『優秀賞』
空蝉の世はうきものと知りにしをまたことの葉にかかるいのちよ
ほのかにも軒端の萩をむすばずはつゆのかごとになににかけまし
今回の、全日本高校・大学生書道展において優秀賞を受賞できたことは驚きと共に嬉しい気持ちでいっぱいです。
大学生になり勉強との両立に苦戦し、充分な練習時間が確保できず、なかなか納得のできる作品が書けませんでした。しかし、隣で練習していた土谷さんの作品を見て、「私も賞がほしい!」という思いと、「一緒に受賞したい!」という思いでギリギリまでこだわり、納得のいく作品を書き上げることができました。
高校を卒業してから、練習環境がなかった中、書道を続けられる場所をつくってくださり、指導してくださった井上先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も、さらなる技術向上のため努力していきます。(富岡莉子)
大学生になり勉強との両立に苦戦し、充分な練習時間が確保できず、なかなか納得のできる作品が書けませんでした。しかし、隣で練習していた土谷さんの作品を見て、「私も賞がほしい!」という思いと、「一緒に受賞したい!」という思いでギリギリまでこだわり、納得のいく作品を書き上げることができました。
高校を卒業してから、練習環境がなかった中、書道を続けられる場所をつくってくださり、指導してくださった井上先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も、さらなる技術向上のため努力していきます。(富岡莉子)
そして展覧会出品の経験と学びを生かし、コーチとして在校生への指導に役立てて行きたいと思います。
書道展大賞、書道展賞、優秀賞は全作品の上位1割と大変狭き門です。
来年は、ぜひ在学生と一緒に受賞できたら嬉しいです。
書道部コーチ 土谷・富岡