2024年10月16日

高校3年生『2024あかつき祭を終えて』

ごきげんよう。書道部3年です。

『あかつき祭2日目の一般公開では3年生2名で屋上校庭にて書道パフォーマンスを行いました。
私たちが書いた言葉は「充実した毎日 成長と絆」です。』




(3年生H・Y)
『私が「充実」という言葉を選んだ理由は、書道部での3年間が新しいことにたくさん挑戦する日々だったからです。あかつき祭のパフォーマンスでは、今までの練習の成果を出すことができて嬉しかったです。

これから先も書道を続け、もっと充実した日々にできる様にしたいです。』





















(3年生N・M)
『私が中学生で入部したばかりの時は、難しいことやできないことが多くありましたが、先輩や後輩など多くの人に支えてもらい6年間書道部を続けることができました。
部員同士絆を深め成長することができた6年間の思いを込めて「成長と絆」という言葉を書きました。卒業までの残りの期間も最後まで頑張っていきたいです。』


それぞれが、三年間、六年間を振り返り、
心に残った言葉をシンプルに、そして思いを込めて書き上げました。
二人の無心に書き上げげた数分の時間、心に残る時間でした。






金曜日校内発表と日曜日の一般公開、
体育館での書道パフォーマンスでは
三年生は1名です。


KHさんは、様々な想いを込めて衝立に挑み   「感謝」の二文字をブラックライトの光の中に浮かび上がらせました。



書き上げた瞬間のあふれる思いが、躍動感ある書から感じられます。



三者三様、やり遂げた誇りと自信が、今後の成長の糧となることを願います。

学年毎にもそれぞれの個性が、一年下には元気な二年生が控えています。
これからも書道部の応援をお願い致します。





2024年9月19日

第108回 書教展、学生部・席書部門、結果報告と作品紹介



ごきげんよう

上野、東京都美術館にて開催された書教展での書道部員の受賞報告をさせて頂きます。     

書教展は歴史ある公益社団法人、全日本書道教育協会主催の展覧会です。



学生毛筆部

全日本書道教育協会賞1名


                                                          東洋額装賞 1名                                                       跋渉堂賞 1名                                                     


学生硬筆部

全日本書道教育協会賞 1名


席書大会毛筆部

二松学舎大学学長賞 1名 




                                                                          
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

読売新聞社賞 1名



東洋額装賞 1名

紙友堂賞 1名

ナムラ賞 1名

席書大会硬筆部

審査委員長賞 1名                                                                                                                          東洋額装賞 1名                                                                                                                                                 ナムラ賞1名                                                       


又、本校卒業生飯山梢江さんが二部審査員に与えられる最高賞の『桐花賞』を受賞しました。飯山さんは卒業後は大東文化大学書道学科に進み専門に書を学び、大学卒業後は高等学校で書道の専任教員として勤務。現在は子育てをしながら書作を続けています。     作品ご紹介致します。




次回は「あかつき祭」の報告をさせていただきます。

それでは、ごきげんよう。

 

2024年8月30日

第29回全日本高校・大学生書道展授賞式

 ごきげんよう。

書道部コーチ、土谷・富岡からご報告致します。

825日にホテルオークラ神戸にて開催された全日本高校・大学生書道展の授賞式、祝賀パーティーに参加しました。



それでは、感想と共に受賞作品を紹介させていただきます。


受賞作品は原田の森ギャラリーで展示されました。



『全日本高校・大学生書道展賞』
草枕犬もしぐるるか夜の聲
海暮れて鴨のこえほのかにしろし


今回、大学や書道部コーチなどを並立しながらしっかりと練習できるかという心配があり出品を悩んでいました。しかし、この展覧会で賞を取りたいという気持ちがとても強く、挑戦しなかったら後悔するという思いから出品を決めました。はじめは、なかなか集中できず思うように練習が進みませんでしたが、何度も作品を書いているうちに、全体はもちろん、1つの線の中でも墨の濃淡や線や強弱など細かいところまでこだわりたい気持ちが強まり、「これで最後の1枚!」を何度も繰り返しました。外が真っ暗になるまで練習にお付き合いいただいた井上先生には大変感謝しています。
全日本高校・大学生書道展賞を受賞できたこと、とても嬉しく思います。
卒業後も応援してくださる瀧野川女子学園はアットホームな学校だなと改めて感じました。今以上の作品ができるよう、これからも練習に励みたいと思います。(土谷果織梨)





『優秀賞』

空蝉の世はうきものと知りにしをまたことの葉にかかるいのちよ

ほのかにも軒端の萩をむすばずはつゆのかごとになににかけまし


今回の、全日本高校・大学生書道展において優秀賞を受賞できたことは驚きと共に嬉しい気持ちでいっぱいです。
大学生になり勉強との両立に苦戦し、充分な練習時間が確保できず、なかなか納得のできる作品が書けませんでした。しかし、隣で練習していた土谷さんの作品を見て、「私も賞がほしい!」という思いと、「一緒に受賞したい!」という思いでギリギリまでこだわり、納得のいく作品を書き上げることができました。
高校を卒業してから、練習環境がなかった中、書道を続けられる場所をつくってくださり、指導してくださった井上先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も、さらなる技術向上のため努力していきます。(富岡莉子)




そして展覧会出品の経験と学びを生かし、コーチとして在校生への指導に役立てて行きたいと思います。


書道展大賞、書道展賞、優秀賞は全作品の上位1割と大変狭き門です。

来年は、ぜひ在学生と一緒に受賞できたら嬉しいです。



書道部コーチ 土谷・富岡

                     

2024年8月2日

第29回全日本高校・大学生書道展 受賞報告

 ごきげんよう。書道部です。

日本書芸院主催、第29回全日本高校・大学生書道展での受賞報告です。

この展覧会は高校生と大学生の作品が一緒に展示され、全国の書道の盛んな学校から多くの出品があります。サイズも大きく、60×240cm、70×135cmなどと大作です。

本校から高校2年生が1名受賞しました!


準優秀賞 2年 大本千聖さん


今回、60×240cm額に入る大きさの大字かな作品を書き上げました。

出品総数8,784点の中からの受賞です。おめでとうございます!


また、同展覧会で卒業生2名が受賞しました。共に大字かな作品での受賞です。


全日本高校・大学生書道展賞 土谷果織梨さん

優秀賞           富岡莉子さん


大学2年生の二人は卒業後も在校生と一緒に練習するために来校し作品制作を重ねています。

そしてこの4月からは書道部コーチとして後輩たちの指導にも当たっています。二人のこれからの活躍が益々楽しみです。


この展覧会は、世界に誇れる優れた伝統文化「書」の発展と、次代を担う若者の育成のため、平成8年に創設されています。学生対象の公募展として最高水準を誇る展覧会です。            厳正なる審査の上、受賞作品が決定されます。



展示は、8月21日~25日 兵庫県の原田の森ギャラリー。

大賞、展賞、優秀賞の作品がされます。


書道部の現在の活動は、公益社団法人全日本書道教育協会主催の「書教展」出品作を仕上げたところです。暑い毎日ですが、今後は「書教展席書大会」、「あかつき祭」に向けて練習を重ねてまいります。


それでは、ごきげんよう。




2024年5月18日

何事にも一生懸命!

クラブ対抗リレー文化部第1位!

            

5月2日に行われたスポーツフェスティバルでのクラブ対抗リレーで文化部1位を獲ることができました!書道部は何事にも一生懸命です!


高校2年生を中心に走順やバトンの受け渡しなど作戦を念入りに話し合い練習しました。



中学生から高校3年生まで学年の垣根を超えてバトンを受け渡し見事1位を獲得することができました!


〜リレーを走った部員からのコメント〜

今回のリレーは、いつもクラブで一緒に頑張っているメンバーと絶対に1位を取りたい!という思いが強く、とても熱が入りました。直前での走者変更や練習でうまくバトンが繋げないなど大変なこともありましたが、部員みんなで協力して1位を取ることができて嬉しい気持ちでいっぱいです!


今回のリレーを通して部員同士の仲も深まりました!今後もお互い協力し合いより良い活動に繋げてもらいたいです!                           書道部コーチ 土谷 

2024年5月9日

新入生入部!

ごきげんよう。

書道部です。

先月4月12日のクラブプレゼンテーションでは、スライドの説明と大字パフォーマンスを行いました。その後体験を行い、3名の新入生を迎えました。


       







5月9日現在新入部員は3名ですが、「賞を取りたい」という高い希望も聞かれました。
一貫の継続者を含めて高校1年生は4名となりました。 
又今年度から卒業生のコーチを迎えて教室も和やかになりました。
コーチの活躍にも期待したいです。

次は、スポーツフェスティバルの報告です。
それでは、ごきげんよう。

2024年4月12日

第40回 成田山全国競書大会 受賞作品

 ごきげんよう

第40回成田山全国競書大会の展示が4月2日より始まりました。

会場は成田山新勝寺にある書道美術館。

全国より出品された112,466点の作品の中から、特別賞・優秀賞の計346点の受賞作品が展示されています。





最高賞他特別賞作品





本校生徒二年生、Oさんの『成田山賞』受賞作品です。

禅寺の門を出づれば星月夜 子規

 オレンジ色のぼかしの美しい加工紙に書いた仮名作品、墨の潤渇の変化ある作品です。


学校では新学期が始まりました。

新入生を迎え、クラブ紹介のプレゼンテーションが行われます。

プレゼンテーションの練習をしながら緊張とワクワクの在校生が新入部員を心待ちにしています。

プレゼンテーション、成功しますように!



それでは また、ごきげんよう。